筋トレ初心者が半年ジムに通った結果|体と心に起きた意外な効果とは?

体験記
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「最近、なんとなく疲れが抜けないなあ…」

そんなふうに感じ始めたのは、ちょうど50代に入って少し経った頃のことでした。以前なら1日寝ればスッキリ回復していたのに、なんだかずっと体が重い。朝起きるのもつらくて、仕事に向かう足取りも重くなっていたんです。

健康診断で大きな異常はなかったけれど、医者には「年齢的に代謝も落ちてきますからね」とひとこと。確かに運動はまったくしていませんでしたし、家と職場の往復だけで毎日が過ぎていく感じでした。

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そんなとき、ふと見かけたのが地元の小さなパーソナルジムの広告でした。20分だけのトレーニング体験ができるというので、「ちょっと運動不足解消になればいいかな」という軽い気持ちで申し込んでみたんです。

その体験で出会ったのが、20代の女性トレーナーさん。明るくて、でもしっかりと指導してくれて、「これなら続けられるかも」と思えたのが、私のジム生活の始まりでした。

続けるための工夫

正直なところ、最初は「三日坊主で終わるかもしれないな」と思っていました(笑)。仕事が忙しい日もあるし、もともと運動が得意なわけでもないし…。でも、気づけばもう半年も通い続けています。自分でもちょっと驚いています。

ではなぜ続けられたのか?
それにはいくつか「小さな工夫」がありました。

● 予約して“逃げ道”をなくす

まず大きかったのは、パーソナルジムだから予約制だったことです。「今日、疲れてるからやめとこうかな」と思っても、予約してるから行かざるを得ない。これが意外と効きました。強制力って、意志の弱さを補ってくれるんですよね。

● 無理しない、でもサボらない

もう一つは「がんばりすぎないこと」。最初の頃は、張り切って週3とか行こうとして疲れてしまったことも。でも、トレーナーさんが「わったーさんは週2ペースがちょうどいいですよ」とアドバイスしてくれて、そこからは無理せず続けられました。

疲れてる日も「今日は軽めにやりましょう」と調整してくれるので、身体へのストレスも少ない。まさに“続けること”に特化した環境だったと思います。

 

● ジムのあとは「ご褒美タイム」

もう一つの秘策は、「トレーニング後のご褒美」。例えば、ジム帰りにコンビニでお気に入りのプロテインドリンクを買う。あるいは帰宅してから、録りためたドラマを観ながら角ハイボールを一杯(もちろん飲みすぎ注意です!)。

「トレーニング → ご褒美」というルーティンができると、ジムに行くのがちょっと楽しみになるんですよね。


そんな感じで、あれこれ試しながら自分なりの「続け方」を見つけてきました。
次は、「ジム通いで起きた日常の変化」について、朝や食事の面からご紹介しますね。

朝の目覚め・食事の意識

ジムに通いはじめてから、ちょっとずつ日常のリズムに変化が出てきました。
「たかが筋トレ、されど筋トレ」。体を動かすって、思っていた以上に生活全体にいい影響を与えてくれるんですね。

● 朝、ちゃんと起きられるようになった

まず最初に気づいたのは、朝の目覚めがスッキリしたことです。
以前は、起きても布団の中でダラダラ…。目覚ましを3回止めて、ようやく重い腰を上げるような感じでした。

でも、週2で体を動かすようになってから、自然と寝つきも良くなり、朝もシャキッと起きられる日が増えてきたんです。
「うわ、体が軽いぞ?」みたいな感覚が、けっこう嬉しかったですね。

トレーナーさんいわく、筋トレと睡眠の質には深い関係があるそうで。
運動することで、体温のリズムが整ったり、深い睡眠に入りやすくなったりするとのこと。これは体感としても本当に納得でした。

● 食事にも少しずつ気をつかうように

そして不思議なことに、ジムに通っていると、食べるものにも意識が向くようになってきたんです。

「せっかく筋トレしたのに、ジャンクフードばっかりじゃもったいないな…」
そんな気持ちが出てきて、朝はゆで卵をプラスしたり、昼もなるべくタンパク質を意識したメニューにしてみたり。

もちろん、がっつり管理栄養士ばりの食事!…というわけではないです(笑)。
でも「ちょっとだけ気をつける」って意識があるだけでも、結果的に体調や気分が整いやすくなるんですよね。

● 「習慣」って、少しずつ広がっていく

おもしろいのは、筋トレを始めたことがきっかけで、他の習慣にも良い影響が出てきたこと

たとえば、朝ちょっとだけ早く起きてストレッチをするようになったり。
仕事前にゆっくり白湯を飲む時間をつくったり。

こういう小さな変化の積み重ねが、「自分を大切にできている」という実感につながるんです。
その感覚が、じんわりと気持ちの余裕にもなっていくんですよね。


次の章では、人との会話やメンタル面の変化についてお話しします。
筋トレって、意外と人間関係にも影響するんですよ!

人との会話の変化

「筋トレって、一人で黙々とやるものでしょ?」
以前の私も、そんなふうに思っていました。実際、最初は黙々とやっていました(笑)。

でも、ジムに通い続けるうちに、人との会話やコミュニケーションにも変化が出てきたんです。
これがまた、思っていた以上に嬉しい変化で…。

● ジムのトレーナーさんとの会話が楽しい

まず、ジムに通っていれば必ず会うのがトレーナーさん。
私の担当は、20代の明るい女性トレーナーさんなんですが、毎回ちょっとした雑談をしてくれます。

「最近、睡眠の調子どうですか?」
「今日は脚の日ですね、がんばりましょう!」

最初は軽い世間話だったのが、だんだんと習慣や健康の話、時には家族の話にまで広がっていって。
不思議なもので、「体を鍛える」って共通の目的があると、自然と信頼感が生まれて会話もしやすくなるんですよね。

その日のトレーニングが終わる頃には、「今日も来てよかったな」って、心がほっこりしている自分がいます。

● 同僚や家族との話題にも変化が

もう一つの変化は、仕事仲間や家族との会話の質がちょっと変わってきたことです。

たとえば、職場で「最近、ちょっと締まってきましたね!」なんて言われることがあったり。
「何やってるんですか?」って聞かれて、ジム通いの話をすると、それがきっかけで話が弾んだり。

さらに意外だったのが、家でも夫婦の会話が少し増えたこと
「最近、朝の目覚め良くなったんだよね」
「ジムの帰りに○○って店見つけたんだよ」なんて、ちょっとした日常の報告をするようになったんです。

筋トレを始めたことで、自分自身の調子が整ってきたからこそ、周りとも穏やかに関われるようになったのかもしれません。

● 自分に余裕があると、人に優しくなれる

これ、ジム通いを続けていて気づいた大きなことなんですが…
**「心に余裕があると、人に優しくなれる」**んですよね。

以前の私は、疲れているときはイライラしがちで、家族の一言にもカチンと来てしまうことがありました。
でも、運動を続けるうちに、ストレスが溜まりにくくなって、「まあ、いっか」と思えることが増えてきたんです。

その結果、自然と会話のトーンも柔らかくなり、ちょっとした冗談で笑い合える場面も増えて。
筋トレって、筋肉だけじゃなく心の柔軟性も育ててくれるんだな、と実感しました。


次はいよいよ、ラスト前の章。
「筋トレが日常になった感覚」では、筋トレが“当たり前の習慣”になった今の気持ちをお話しします。

筋トレが日常になった感覚

最初の頃、ジム通いは「非日常」でした。
着替えを用意して、気合を入れて、「よし、今日も行くぞ!」と自分を奮い立たせる感じ。

でも、半年も経つと、それがすっかり「日常」になっている自分に気づきました。
これは自分でもちょっとびっくりです(笑)。

● 歯を磨くように、筋トレする

今では、仕事終わりにジムに寄って、軽く体を動かして帰る…そんな流れが自然になりました。
「ジムに行かないと落ち着かない」という日もあるくらいです。

もちろん、毎回ハードなトレーニングをしているわけじゃありません。
ちょっとストレッチして、マシンで軽く体を動かすだけの日もあります。

でもその“ちょっと”が、心にも体にも効くんですよね。
歯を磨くのと同じで、「やらないと気持ち悪い」くらいが、習慣になった証拠かもしれません。

● 筋トレ=特別なこと、ではなくなった

以前の私にとって、筋トレは「意識高い人がやるもの」でした。
モデルさんやアスリートがやるもの、自分には無縁だと思っていました。

でも、今では**筋トレは“自分のためのメンテナンス”**だと感じています。
決して特別なことではなく、今日を気持ちよく過ごすためにすること。
未来の自分に「よくやった」と言ってもらうための投資。

そう思えるようになってから、気持ちの面でもすごく楽になりました。

● “頑張らなくても続けられる”が理想

筋トレって、意外と「頑張らなくても続けられるコツ」があるんだな、と今では感じています。

・無理に毎日行こうとしない
・調子が悪い日は休む
・「やったこと」に注目する(たとえ10分だけでも!)
・気分が上がるウェアや音楽を使う

そんな小さな工夫の積み重ねが、「継続できる習慣」に変わっていったんです。

今、もしあなたが「続けられるか不安…」と思っているなら、大丈夫。
無理せず、でもゼロにしない。
それだけで、ちゃんと前に進んでいけます。


さて、ここまで4つの変化をお話してきました。
次はいよいよ最終章。

最終章では、ジム通いを通して感じた「人生のちょっとした変化」や「生活全体への好影響」をまとめてお伝えします。

ジムに通い続けて起きた生活の変化

筋トレって、最初は「体を鍛えるため」「健康のため」っていう目的で始めますよね。
でも、半年間続けてみて気づいたのは、それだけじゃない。心や日常まで、じわじわ変わっていくということでした。

● 朝の目覚めが、スッと軽くなった

以前は、目覚ましが鳴ってもなかなか起きられず、スヌーズ連打…。
布団から出るのが億劫で、朝からぐったりする日も多かったんです。

でも、ジムに通い出して2〜3ヶ月経った頃から、朝がスムーズに起きられるようになりました
「あれ?今日はわりとスッキリしてるな」って思う日が増えてきて、気づけば目覚ましより先に目が覚める日も。

これは、筋トレによって睡眠の質が上がったからかもしれません。
深く眠れるようになると、朝のダルさが全然違うんです。

● 疲れにくくなって、仕事後の時間も充実

ジム通いを続ける前は、仕事終わりに「もうクタクタで何もできない…」なんて日がよくありました。
でも、筋トレの習慣がついてからは、不思議と疲れにくくなったんです。

「体力がついたからだろうな」と自分では思っていますが、筋トレによって血流や代謝が良くなったことも大きいのかも。

今では、仕事終わりにジムに寄ったあと、家でのんびりYouTubeを見たり、本を読んだり。
夜の時間も“自分のもの”として楽しめるようになったのは、大きな変化ですね。

● 気持ちに余裕ができて、イライラが減った

これが一番意外だったんですが、筋トレを続けることでメンタルも安定してきたんです。

ちょっとしたことでイライラしたり、必要以上に落ち込んだりすることが減りました。
筋トレ中って、他のことを考えなくなるので、頭の中がスッとリセットされるんですよね。

ホルモン的にも、筋トレは「セロトニン」や「エンドルフィン」といった幸福感をもたらす物質が出ると言われています。
それを知らずにやっていて、気づいたら心が整ってた、みたいな感じです。

● 夫婦の会話も、ちょっと増えた

実はこの変化、かなりうれしいものでした。

筋トレを始めてから、見た目の変化や生活リズムの変化があったおかげで、奥さんとの会話が増えたんです。

「ちょっと体しまってきたんじゃない?」とか、
「最近、朝の機嫌いいね」なんて声をかけてもらえると、照れながらもうれしいもんです(笑)

自分が前向きに変わることで、家の空気もちょっと明るくなる。
これも、筋トレの“隠れた効果”だと思います。


◆「筋トレ・睡眠」の先にあるもの

こうして振り返ってみると、ジム通いを始めたことで、
「筋肉がついた」だけでなく、生活の質そのものが上がったように感じます。

・朝の目覚めが良くなる
・疲れにくくなって、夜も楽しめる
・気持ちが落ち着く
・家族との関係もほんのり良くなる

たった週2~3回、1時間前後の習慣が、ここまで日常に影響を与えるとは正直思っていませんでした。

**筋トレって、人生を“ちょっとだけ豊かにする習慣”**なんだなと、今では実感しています。

まとめと実践アドバイス 〜まずは「やってみる」ことから〜

筋トレとかジムって、最初はやっぱりハードル高いですよね。
「続けられるかな」「人目が気になる」「体力的に大丈夫かな」…そんな不安、僕も最初はありました。

でも、半年経った今、こう思います。

「なんでもっと早く始めなかったんだろう」

そのくらい、体も心も、毎日の暮らしも、いい方向に変わっていきました。


● まずは「週2回・10分」からでOK!

最初から完璧を目指す必要なんて、まったくありません。

僕も、最初はジムに行くのが面倒で、サボりたくなる日ばかり。
それでも「今日はスクワットだけ」「10分だけ歩こう」みたいに、できる範囲でちょっとだけやることを繰り返していきました。

すると、ある日ふと気づくんです。
「筋トレが習慣になってるな」って。

だからこそ、まずは小さく始めること。これが一番のコツです。


● 睡眠に悩んでいるなら、「まず体を動かしてみて」

もしあなたが「最近眠りが浅い」「朝がつらい」と感じているなら、
薬やサプリに頼る前に、少しでもいいから体を動かすことをおすすめします。

軽い筋トレやウォーキングをするだけで、自律神経や睡眠リズムが整いやすくなるんですよね。

僕自身、睡眠の質が上がったことで朝の目覚めもよくなり、日中の集中力もアップ。
正直、仕事のパフォーマンスまで良くなったと思います。


● 「50代からでも変われる」は、ホントだった

僕は今、50代半ば。
体力の衰えも感じていたし、「今さらジムなんて…」と思ってた時期もあります。

でも、いざ始めてみると、50代でも体はちゃんと応えてくれるんですよね。
筋肉は年齢に関係なく成長しますし、生活習慣を整えることで、心の状態まで変わってきます。

だから、あなたが今何歳でも、大丈夫。
「やってみたい」と思ったその瞬間が、一番若いタイミングなんです。


● 最後に、あなたに伝えたいこと

半年ジムに通い続けて、感じたことはひとつ。

「筋トレは、自分にやさしくなる習慣だ」

体を大切にすることって、つまりは自分自身を大切にすることなんだと思うんです。
「今日もよく頑張ったね」って、自分に声をかけたくなる。
「ちょっとだけでもやってみよう」と思える。

そんな小さな積み重ねが、やがて大きな変化になって、自信にもつながる。

この記事をここまで読んでくれたあなたなら、きっと大丈夫です。
僕みたいな普通の50代でも変われたんだから、あなたにも必ずできると思います。


▶ まずは、今日10分。自分の体と向き合うところから。

・スクワット10回でもOK
・夜にストレッチでもOK
・「ジム見学だけ行ってみる」でもOK

行動することで、何かが少しずつ動き出します。

「いつかやる」ではなく、「今日ちょっとやってみる
そんな一歩が、半年後の自分を変えてくれます。

それでは、またどこかで「変化」を分かち合える日を楽しみにしています。

応援しています!

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