リアレイズ初挑戦! ~肩の後ろが燃えるトレーニング~

パーソナルジムに通い始めて2ヶ月。だいぶトレーニングにも慣れてきたが、今日は新しい種目「リアレイズ」に挑戦することになった。

担当トレーナーは、いつもの20代女性トレーナー。明るくて、的確な指導をしてくれるので、毎回のセッションが楽しくもあり、時には厳しくもある。今日もニコニコしながら「じゃあ、リアレイズやってみましょう!」と言われ、なんだか嫌な予感がした。

リアレイズって何?

「リアレイズは、肩の後ろ、三角筋後部を鍛える種目です!ここが弱いと猫背になりやすかったり、肩こりの原因になったりするんですよ」

そう言いながら、彼女はスッと見本を見せてくれた。

ダンベルを持って上半身を前傾させる(背中は丸めない)
腕を素早く上げて、ゆっくり下ろす
下ろすときは腕を完全に下までおろさず、途中で止めて耐える
大木を抱え込むようなイメージで動かす

「ポイントは下ろすとき!ここでしっかり耐えることで、より効果が出ます!」

簡単そうに見えるが、実際にやるととんでもなくきつい種目だった。

4kgダンベルで挑戦!

「では、4kgのダンベルで10回3セットやってみましょう!」

4kgと聞いて、軽いじゃん?と思ったのが大間違いだった。

ダンベルを持って前傾姿勢を取る。ここでまず、腰と背中に適度な緊張感が生まれる。そしていざ腕を上げる。

「素早く上げて!下ろす時はゆっくり!」

指示どおりにやってみると、下ろすのがめちゃくちゃキツい。腕を下ろしきらず途中で止めて耐えるという動作が、まるで地獄のように辛い。肩の後ろがピリピリと悲鳴を上げるのを感じる。

「大木を抱え込むイメージですよ!」

大木なんて今抱え込んでる余裕ない……と思いつつ、なんとか10回完遂。

「はい、1セット終わりです!あと2セット!」

え?まだ2セットあるの?

2セット目、肩の後ろが燃える

2セット目に入ると、すでに肩の後ろが燃えるように熱くなっていた。

1セット目ではギリギリこなせた動作も、2セット目になるとフォームが崩れそうになる。ダンベルを上げるスピードが落ちるし、下ろすときに耐えるのがよりきつくなってきた。

「腕が下りすぎてます!途中で止めて耐えましょう!」

耐えろと言われても、もう腕が言うことを聞かない。しかし、トレーナーの視線が鋭く光っているので、なんとか踏ん張る。

「あと3回!ラスト!耐えて!」

なんとか10回をやりきる。ダンベルを置いた瞬間、肩の後ろが熱くて動かせないほどになった。

3セット目、腕が上がらなくなる

「では、ラストセットいきますよ!」

3セット目は完全に腕が言うことを聞かなくなっていた。上げる動作が遅くなり、下ろすときに耐えるのもギリギリ。途中で何度も心が折れそうになる。

「ラスト3回!あと2回!最後、ゆっくり耐えて……!」

最後の一回は、全力を振り絞るような感じでダンベルを持ち上げ、ゆっくり下ろして耐える。

「はい!お疲れさまでした!!」

ダンベルを置いた瞬間、肩の後ろが完全に限界。腕がプルプルして、上げようとしても動かない。

「最初にしてはめちゃくちゃ頑張りましたね!」

トレーナーの笑顔が眩しく見えた。

リアレイズを終えて

トレーニングが終わった後、肩の後ろがジンジンと燃えていた。これは明日、確実に筋肉痛になるやつだ。

翌朝、案の定肩の後ろがバキバキに筋肉痛。腕を上げるのも一苦労で、歯磨きをするのすらしんどい。しかし、それだけしっかり鍛えられた証拠だろう。

「次回はもう少しスムーズにできるようにしましょうね!」

トレーナーにそう言われたが、今はただ腕を動かしたくない。しばらく肩の後ろを休ませたい……。

それでも、リアレイズの効果を信じて、また次回も頑張ると誓った50代わったーのリアレイズ初挑戦だった。

 

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