パーソナルジムに通い始めて2ヶ月。上半身のトレーニングには少し慣れてきたものの、下半身のトレーニングはまだまだ手探り状態だ。そんな中、今回は新しい種目「レッグエクステンション」に挑戦することになった。
担当トレーナーは、いつもの20代女性トレーナー。彼女の指導は的確で分かりやすいが、その分トレーニングの厳しさも増す。今日も笑顔で「今日はレッグエクステンションをやりますよ!」と言われ、なんとなく不穏な気配を感じた。
レッグエクステンションとは?
「レッグエクステンションは、大腿四頭筋(太ももの前側)を鍛える種目です!
ここをしっかり鍛えることで、膝の安定感が増して、歩くのも走るのも楽になりますよ」
そう言いながら、彼女はスムーズな動きで見本を見せてくれた。
① マシンに座り、足首をパッドにセットする
② 足を素早く上げ、しっかりと大腿四頭筋を収縮させる
③ 下ろすときはゆっくり、おろしきらずに少し上で止めて耐える
④ ここで耐えることで、より効果的に筋肉に刺激が入る
「特に下ろすときが重要です!ここでしっかりコントロールできると、より強い足になりますよ!」
簡単そうに見えるが、実際にやるとこれがとんでもなくきつい種目だった。
7kgで挑戦!
「では、7kgで10回3セットやってみましょう!」
7kgと聞いて「そんなに重くないかな?」と思ったが、それが甘かった。
マシンに座り、足首をパッドにセット。ここからトレーニング開始。
「素早く上げて、ゆっくり下ろしましょう!」
1回目、2回目は問題なくこなせた。しかし、5回目あたりから大腿四頭筋に効いているのがはっきり分かる。足を持ち上げるたびに太ももの前側がジワジワと熱くなる。
「いい感じですね!でもここからが本番ですよ!」
トレーナーの声が背後から聞こえる。
2セット目、じわじわと効いてくる
1セット目を終えた時点で、すでに太ももが熱を持っている。
「2セット目いきますよ!」
「はい!」と返事をするものの、すでに足の動きが鈍くなっている。
最初の3回はまだスムーズに動く。しかし、4回目あたりから上げるのがつらくなり、下ろすときの「耐え」がより厳しくなってくる。
「あと3回!しっかり耐えましょう!」
トレーナーの声に励まされながら、なんとか10回を終える。
「あと1セットですね!頑張りましょう!」
3セット目、足が言うことを聞かない
3セット目に入ると、太ももが完全に悲鳴を上げている。
「ここが踏ん張りどころですよ!」
足を上げようとするが、まるで鉛のように重くなっている。
1回、2回、なんとかこなす。しかし、5回目あたりで本気で「もう無理かも…」と思い始める。
「あと5回!まだいけます!」
トレーナーの言葉に気合を入れ直し、必死に足を持ち上げる。もう、勢いで持ち上げるしかない。
8回目、9回目…足を持ち上げるたびに、全身が震える。
「ラスト1回!ゆっくり耐えて!」
最後の力を振り絞り、ゆっくりと足を下ろして耐える。
「はい!終了です!お疲れ様でした!」
終わった瞬間、マシンから降りるのも一苦労だった。
レッグエクステンションを終えて
トレーニングが終わると、太ももが熱くて立っているのがやっとの状態。足がガクガクして、歩くのも大変だった。
「最初にしてはすごくいい動きでしたね!でも明日は確実に筋肉痛ですよ!」
トレーナーは笑顔でそう言ったが、もう返事をする気力すらない。
翌朝、案の定、太もも前側がバキバキに筋肉痛。階段を降りるのが地獄のように辛く、日常生活にまで影響が出るレベルだった。
それでも、大腿四頭筋を鍛えることの大切さを実感したので、次回もめげずに挑戦しようと思う。
これが、50代わったーのレッグエクステンション初挑戦の記録でした。
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