パーソナルジムに通い始めて3ヶ月が過ぎた。これまで体幹トレーニングや器具を使った筋トレに励んできたが、ついに「バーベル・ワイドスクワット」に挑戦する日がやってきた。今回はその体験記を詳しく記録し、指導されたポイントや感じたことを共有したい。
ワイドスクワットは通常のスクワットよりも足幅を広めにとり、内転筋(太ももの内側)やお尻、ハムストリングスに強い刺激を与えるトレーニングだ。そこにバーベルを加えることで、さらに負荷が増し、全身の筋力強化につながる。
特に、50代になると筋力の低下が気になり始める。下半身の筋肉をしっかり鍛えることは、代謝を上げるだけでなく、日常生活の動作をスムーズにする効果も期待できる。
バーベルを担ぐ前の準備
まず、トレーナーからバーベルの持ち方や担ぎ方の指導を受けた。彼女は20代の女性トレーナーで、いつも明るく的確なアドバイスをくれる。
1.バーベルの前に立ち、握る位置を決める
バーベルの前に立ち、持つ位置を決める。肩幅より少し広めの位置でバーを握るのがポイント。狭すぎると肩に負担がかかり、広すぎると安定しにくい。
握った手はそのままにし、バーベルの下をくぐるようにして肩に乗せる。乗せる位置が高すぎると首や肩に負担がかかり、低すぎるとバランスが取りづらくなるため、僧帽筋の上あたりに自然に収まるように調整。
2.足の位置を調整する
バーベルを持ち上げる前に、足の位置を確認。バーの真下に足が来るようにし、足幅は腰幅程度に開く。ここでポジションが決まらないと、担いだ後に調整しづらくなるので慎重に。
トレーナーからも「この準備がしっかりできていないと、転倒や腰を痛めるリスクがあるので、必ず守りましょう」と念を押された。 いよいよ、バーベルを担いでスクワット開始!
実践!バーベル・ワイドスクワット(10kg, 10回×3セット)
1セット目:未知の負荷に驚く
いよいよバーベルを担ぎ、スクワット開始。今回の重量はバーベルのバーのみの10kg。トレーナーの指導のもと、正しいフォームを意識しながら行う。
最初の1回目、バーベルを担いでしゃがもうとした瞬間、思った以上に足と腰に負荷がかかるのを感じた。これまでの自重スクワットとはまるで違う感覚だ。
途中で少しよろけそうになりながらも、なんとか10回をこなすことができた。しかし、すでに足と腰にじわじわと疲労が…。
ここでトレーナーから「腰の下げ方がスムーズではなく、真っ直ぐ下がっていないので、動作をより意識してみましょう」と指摘を受ける。
2セット目:姿勢を意識してトライ
先ほどの指導を意識し、腰を真っ直ぐ下げることを意識しながら2セット目に入る。1回1回丁寧に行い、8回目あたりでかなりきつくなってきたが、なんとか最後までやりきる。
トレーナーからも「姿勢が良くなっています!この調子で3セット目も頑張りましょう!」と声をかけられる。
3セット目:限界に挑む!
ここまでで足と腰、体力的にかなり消耗しているが、最後のセットへ。もうひざが笑い始めているのを感じる。
5回目あたりからは、かなりやばい…。しかし、トレーナーの「あと何回頑張って!」という声掛けもあり、なんとか10回をやり遂げることができた。
終了後、全身に疲労が広がり、しばらく動けないほどの達成感と心地よい疲労感が押し寄せた。
バーベル・ワイドスクワットの効果と今後の目標
今回のトレーニングを通じて、バーベル・ワイドスクワットがいかに効果的かを実感した。特に感じたのは以下の点。
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足や腰への負荷が大きい:バーベルを担ぐことで、体幹の安定性が求められる
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姿勢を意識することで効果倍増:フォームが崩れると腰に負担がかかるため、常に意識が必要
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達成感が大きい:バーベルを担ぐことで筋トレのモチベーションがさらに上がる
トレーナーからも「まずは10kgのバーベルに慣れていきましょう。今後の目標は20kgです!」と具体的な目標を提示してもらった。
まだまだ先は長いが、今回の経験を活かして、さらにステップアップしていきたいと思う。
バーベル・ワイドスクワットは、足腰に強烈に効くと同時に、姿勢の意識も重要になるトレーニングだ。今後も継続してフォームを磨きながら、重量アップを目指していこうと思う。
50代でもまだまだ成長できる!筋トレの奥深さを改めて実感した一日だった。
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